真珠湾で４千人が黙祷 攻撃から７４年、生存５０人も－海外旅行自力旅

７日、アリゾナ記念館に立つ真珠湾攻撃の生存者。前列左がルー・カートンさん（共同）
出典：http://www.sankei.com/


真珠湾で４千人が黙祷　攻撃から７４年、生存５０人も

　１９４１年１２月に旧日本軍が米ハワイの真珠湾を攻撃してから７４年となった７日（現地時間）、犠牲者追悼の式典が同湾の海軍基地で行われ、攻撃の生存者約５０人を含む約４千人が黙祷をささげた。
　母親が日本人の米太平洋軍のハリス司令官は、終戦を迎えた７０年前に「（日米は）和解への道を歩み始めた」と演説。「かつての敵は同盟国となり、激しい戦いが繰り広げられた太平洋地域は安定している」と述べた。















　真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナ号に乗っていたルー・カートンさん（９４）は当時２０歳。「逃げるのはとても大変だった」と振り返り「（現在の）平和をうれしく思う。日本人は今は友達だよ」と話した。

　終戦から７０年を記念した今年の８月１５日には真珠湾で日米友好を願う新潟県長岡市の「長岡花火」が打ち上げられた。（共同）







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米兵遺品の水筒で慰霊祭　真珠湾で静岡の医師


６日、米ハワイのアリゾナ記念館で、米兵遺品の水筒から海にバーボンを献じる菅野寛也さん（中央）と元米兵ジャック・デツアーさん（左）（共同）
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　旧日本軍の真珠湾攻撃から７日（現地時間）に７４年となるのを控え、米ハワイ州真珠湾のアリゾナ記念館で６日、静岡市の医師菅野寛也さん（８２）が、第２次大戦中に静岡市を空襲中に墜落死した米兵の遺品である水筒を用いた慰霊祭を行い、日米両国の犠牲者を悼んだ。

　水筒は１９４５年６月に静岡市を空襲したＢ２９爆撃機の搭乗員のもので、黒く焦げ、握りしめた指の跡が残っている。

　菅野さんは、「戦争で亡くなった方に敵も味方もない」と米兵の遺体を手厚く葬った静岡市の元市議、故伊藤福松氏の遺志を引き継ぎ、１９７２年から空襲の犠牲者と米兵搭乗員の慰霊を同市で続けている。

　約５０人が出席した慰霊祭で、菅野さんは、第２次大戦で日本軍と戦った元米兵ジャック・デツアーさんらと共に水筒に入れたバーボンを海へ献じた。（共同）


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１９４１年に１２月の真珠湾攻撃を開始をした事でアメリカとの戦争に突入した日本。

その犠牲者の追悼式典が行われる米ハワイで開かれて戦没者の慰霊が行われたのですが、なんと言う虚しさでしょうか。戦争で亡くなった方の無念は慰められたのでしょうか。

過去の出来事に「あの時しなければ……」とは無意味な考えなのは分かっていますが、それでもあの戦争に踏み切らなければ――――と常に後悔が先にたちます。

常に正しい判断が出来ないのも分かります。

けれどこれほど悔しさの残る判断に、あの戦争に踏み切った事は後悔しか有りません。杉原血畝さんの記事『「かつての敵は同盟国となり、激しい戦いが繰り広げられた太平洋地域は安定している」』でも書いたのですが、彼は幾つもの軍の命令に反論してまで貫いて再三、日本政府に戦争に突入してはいけないと世界情勢を見て忠告したのに、それでも第二次世界大戦に踏み切った政府に酷い悲しみを覚えます。

なんて馬鹿な事をしたのだと本当に思います。

あんな無意味な戦争をした事を呪います。この無念はどうしても止みません。恐らく戦争を体験した方なら言葉にも出来ないくらいだと想像します。
















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