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人民元に日米金融大物がダメ出し 不自由な為替取引や不公正な介入、SDR採用も-海外旅行自力旅 [海外情報・ニュース・世界情勢など]

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形の上では国際通貨となった人民元だが、内実は伴っていない(共同)


 国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)構成通貨に人民元が採用された中国に、日米金融筋の大物が注文をつけた。不自由な為替取引や当局による不公正な介入、そして実体経済の減速などの問題が山積で、習近平政権に対する視線は厳しさを増している。(夕刊フジ)







 「(人民元が)本当に国際通貨になりたいのであれば、これまで維持してきた(通貨の)管理はできない」と述べたのは、米連邦準備制度理事会(FRB)のポール・ボルカー元議長だ。カーター、レーガン両政権でFRB議長を務めた米金融界の重鎮は人民元の自由化が不可欠だと強調した。

 オバマ政権からも、ルー米財務長官が声をあげた。ブルームバーグのインタビューに対してルー氏は、IMFの決定を米国は支持するとした一方、為替について「中国は不公正な方法で介入しないとわれわれに約束した。これは重要な公約であり、米国がこの公約を守らせることを中国は承知している」と語った。中国当局が引き続き人民元相場を意図的に誘導していることに警告を発した。







 中国の実体経済減速にメスを入れたのは日銀の岩田規久男副総裁。2日の講演で「中国経済において製造業部門の過剰設備や在庫調整が下押し圧力とな り、減速した状態が続いている」と指摘したうえで、中国など新興国や資源国の経済が一段と減速し、日本経済に悪影響を与え、物価の基調に下振れをもたらす リスクを「現在、最も重要と考えている」と述べた。

 中国の朱光耀財政次官は「(人民元の)変動相場制への移行は簡単ではない」と認めており、為替と実体経済の改革が進むまでの道のりはまだまだ険しそうだ。


◆ ◆ ◆


先の記事『恩を売って姑息な戦略、捏造国家・中国 周到にIMFを攻略 中国寄りの欧州に米国孤立』でも書きましたが、「透明性のある変動相場への意向」などあの捏造国家がする訳は有りません。最初からそんな物見えている答えではないでしょうか?(笑)
なら、その責任を誰が取るのでしょうか?

IMFのラガルド専務理事ですか? 

それとも中国が?

応えはノーです。 恐らくそれが問題視されるまで自分は居ないだろうと考えてるでしょう。

というか、普通は「自由化の準備が出来てから」IMFは人民元をSDRに組み込むべきではないでしょうか? 己の実績作りの為にラガルド氏も手を組んでいる中国の人民元を採用した。

そして、市場で混乱や何が起きても中国は世界やIMFにその責任を押し付けるだけです。共産圏の国が考えそうな事です。
残念ながらバレるまで中国の不正な介入は続き、自国の経済破綻の穴埋めに資金を流用されるのが今の見方です。
アメリカやIMFがそこまで落ちぶれるのか、腕の見せ所だと思ってみています。

どちらにしても中国に良い様に遣られてると、後悔をする事案になりそうです。


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出典:http://www.sankei.com/


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