既成事実作りの進む南シナ海の審理進行! 中国との仲裁手続き、来年判断へ フィリピンの弁論終了-海外旅行自力旅 [中国南シナ海南沙諸島・尖閣諸島・沖縄基地移設関連]
米海軍が5月に公表した、P8対潜哨戒機が撮影した南沙諸島のファイアリクロス(中国名・永暑)礁の画像(米海軍提供・ロイター=共同)
オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所は11月30日、中国による南シナ海の領有権主張は国際法に違反するとしてフィリピンが求めた仲裁手続きで、同国の主張内容に関する口頭弁論を終えた。裁判所は今後、評議に入り、来年中に最終的な判断を示す意向だと発表した。
出典:http://mainichi.jp
裁判所は中国に対し、口頭弁論でのフィリピンの主張に関する意見を来年1月1日までに提出する機会を与えると決定した。中国は仲裁手続きを拒否している。
裁判所によると、11月24日から非公開で行われた口頭弁論の締めくくりでフィリピンのデルロサリオ外相は、国際的な法秩序に従った紛争の平和的解決の重要性を強調。「私たちは中国を貴重な友人と考えている。仲裁手続きを始めたのも友情を守るためだ」と述べた。(共同)
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ついに南シナ海の虚構捏造国家・中国の人工島埋め立て問題で入った司法のメス。
オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所で11月30日、フィリピン政府の口頭弁論が終了した模様です。出廷を求められた中国は自国の捏造の主張が通らない為、拒否しているようで欠席のまま終了した模様です。まぁ嘘しか言えないので中国が法廷を拒否するしかないのでしょうかね。
来年1月1日まで中国の主張は受け付けるとは言われてますが、来年中に結審する予定だと言ってます。
しかし、この常設仲裁裁判所の結審を待たず中国は『虚構の既成事実建設を宣言! 隠れ蓑の南シナ海人工島、病院施設建設を続行 中国「埋め立て完了」』でも詳しく書きましたが、現実的な既成事実作りを加速させる行動に出た模様です。
仮にハーグの国際法に則った裁定が下された場合、中国がすんなり従うとは到底思えないのは私だけではないでしょう。
その場合での国連やアメリカの軍事的圧力をかける司法を今度は行使する勢力が必要になるのではないのでしょうか。恐らくはその段階になると再び行使するのが誰かと言う事になり関係諸国でもめる事も予想されます。
中国がそこまで考えて既成事実作りに舵を取ったと見るのが正しいでしょう。
舐められきったアメリカがどうするのか疑問ですが、その間も着々と実行支配を進める中国の蛮行が腹立たしいです。
これを世界は許していて良いのでしょうか。
オランダはハーグにある常設仲裁裁判所
出典:http://www.haguejusticeportal.net/
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