海外旅行、自力旅情報。自力で時計を作ったら警察が?! 米イスラム教徒少年身柄拘束され波紋。しかしその事件に大統領から招待も。 [海外情報・ニュース・世界情勢など]
出典:http://www.afpbb.com
米テキサス州の学校で今週、学校に持込んだ手製の時計を教師が爆弾と勘違いして警察に通報、男子生徒が手錠を掛けられるという騒ぎがあった。
ネット上では、彼がイスラム教徒の生徒だったのでイスラム教徒に対する偏見だとして警察や学校への批判が殺到。
男子生徒の元には一般からの多数の支持の声があつまり、ホワイトハウスやグーグル、フェイスブックからの招待も届いているというのだ。
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アフメド・モハメド君(14歳)は、地元紙ダラス・モーニング・ニュースとのインタビューで「僕の趣味は物を発明すること」と語り、先生を感心させようと手作りした時計を14日に学校へ持っていったそう。
時計を技術科の教師に見せると「凄いね」と褒められたものの「他の先生には見せないほうが良い」と忠告されたという。
別の授業で時計のアラームが鳴った時、担任の教師は爆弾に見えるとし、時計を没収。学校は警察を呼びアフメド君を人を怖がらせる為にこの装置を持込んだとの疑いを掛けられ、手錠を掛けられて連行されてしまったのだ。
米航空宇宙局(NASA)のロゴ入りTシャツを着たアフメド君が手錠を掛けられて立つ写真はツイッターで瞬く間に拡散。ソーシャルメディア分析サイト「Topsy.com」によると、ハッシュタグ「#IStandWithAhmed(私はアフメド君を支持する)」は、16日午後までに59万5000回使用された。
バラク・オバマ米大統領はツイッターへの投稿で、アフメド君の技能を称賛。「かっこいい時計だね。ホワイトハウスに持ってこないか?黄身みたいな子がもっと沢山、科学に興味を持つようにするべきだよね。それこそがアメリカが偉大な国である理由だ」と投稿したという。
フェイスブック最高経営責任者(CEO)のマークザッカーバーグ氏はアフメド君に「物を作り続ける」よう呼び掛け、「君に会って見たい」と表明。
さらにNASAの火星探査車「オポチュニティー」の運転、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の見学に、グーグルの本社訪問などの招待が舞い込んでるといいます。
この事件は、先のシャスティン・ビーバーの時にも書きました、アメリカでの努力する人を応援する現在の運動に関連したもののように感じました。
彼が自作で時計を作るというその行為自体が凄いです。
普通は時計を作るとなるとセットになったキットか何かを思い浮かべてしまいます。
しかし、写真を見る限り恐らく彼はその原理に基づいて時計を組み立てたのだと思います。
それは一つの科学を証明するのと似ていると思うのです。原理=その現象ではないですからね。
それをした事を称賛しないで、警察を呼んだ学校や、他の生徒への考え方の違いをアメリカは称賛という形で報いようとしたのだと思います。
このような不当な事はよく現実に起きます。
けれど、彼のようにやはり正しい事だったと分かって貰えることは、本当に大切です。
私たち大人も同じように、子供たちの未来の行動を、いつでも理解できるように、頭を柔らかくして、そして心を広く持って見てあげていたいと思うちょっぴり嬉しいニュースでした^^。
今日で金曜日。楽しく1日頑張っていきましょー!^^b。
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