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世界の海賊シーシェパード、「艦船を派遣し、日本船団に立ち向かえ」 NZ支部代表、海軍に要請-海外旅行自力旅 [海外情報・ニュース・世界情勢など]

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日本の捕鯨船を妨害するシーシェパード抗議船(写真:日本鯨類研究所/ロイター/アフロ)


「艦船を派遣し、日本船団に立ち向かえ」 NZ支部代表、海軍に要請

 南極海で日本が調査捕鯨を再開することに反捕鯨国で批判が高まる中、反捕鯨団体シー・シェパードのニュージーランド支部長は、ニュージーランド海軍に対して、フリゲート艦を派遣し、日本船団に立ち向かうよう呼び掛けた。1日までに、ニュージーランドメディアが伝えた。

 支部長は「シー・シェパードは調査船団を阻むため、南極海にいることになるだろう」と伝えた。








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出典:http://blog.livedoor.jp/

 SSは昨年に続き、南極海で密漁キャンペーンを行うことを宣言、オーストラリアに停泊中の抗議船を派遣する予定だ。しかし、SSの動向に詳しい日本政府関係者によると、SSは今年、多くの抗議船を拠点である欧州やトルコに停泊させており、1隻か2隻の態勢で妨害活動を行うことになると指摘した。

 「南極海の広大な海洋で、調査船団を発見することは難しい。補給の問題もあり、かつてのように長期間、捕鯨船を追跡したり、体当たり攻撃したりすることは不可能ではないか」と分析している。


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出典:http://0p0td.blog.fc2.com

日本は、なぜ「シー・シェパード」に弱腰なのか

大洋の激しい波の中で、青い船が日本船に激しくぶち当たる。その船体にはサメの顔が描かれ、甲板にいる乗組員は日本船に向かって次々とものを投げ込んでいる。シー・シェパードの活動を撮影した映像を見る限り、シー・シェパードは日本の調査捕鯨船を攻撃する「海賊」そのものだ。

だが日本政府は、シー・シェパードを「海賊」と認定していない。なぜ認定しないのか。国際法ではシー・シェパードの行為は「海賊行為」ではないのだろうか。まずはシー・シェパードの実態を見てみよう。

シー・シェパードは1977年にグリーン・ピースを脱退したポール・ワトソンにより設立された「環境保護団体」で、捕鯨船に体当たりするなど過激な活動で知られている。1986年にはアイスランドが所有する4隻の捕鯨船のうち2隻の船体に穴をあけて沈没させ、1992年と1994年にはノルウェイの捕鯨船を沈めたこともある。

現在、そのシー・シェパードの主たるターゲットとなっているのが南極海で操業する日本の調査捕鯨船だ。
商業捕鯨の復活を目指す日本を妨害日本政府は商業捕鯨を中止した1987年から第1期南極海鯨類捕獲調査事業を始め、南極海で様々な環境変化が起こっていることを把握。2005年から現在に至る第2期調査では資源管理に寄与すべくその変化を解明することで、最終的には商業捕鯨の復活を目指している。これに妨害を加えてきたのがグリーン・ピースとシー・シェパードだ。

「第1期調査ではグリーン・ピースとシー・シェパードが妨害してきたが、第2期調査の初期にシー・シェパードが加わり、最近ではもっぱらシー・シェパードが妨害している」と藤瀬良弘一般法人鯨類研究所理事長が被害の実情を説明する。

「捕鯨船の前でボートを疾走させ、捕鯨反対のプラカードを掲げた様子を写真に撮り、それを反捕鯨活動に使っていたグリーン・ピースとは異なり、シー・シェパードは捕鯨船に体当たりするなど、極めて危険な行為を繰り返している。そこで我々は彼らに遭遇しないように航路を変更したりするのだが、彼らは捜索用のヘリコプターが格納された高速船まで所有している」

シー・シェパードは走行する捕鯨船の前にまわり、ワイヤーを流してスクリューに巻きつけ、捕鯨船を停止させたりもする。停泊する船はバランスが悪く、横波で転覆する危険がある。ましてや船体の側面に攻撃を受けると、ひとたまりもない。

「我々はシー・シェパードが近づけないように放水で対抗する。そうすると彼らはランチャースリングショットを使って信号用ロケット弾や酪酸の薬剤を投げ込んでくる。その破壊力は凄まじく、防護網を破って入ってくるほどだ」(藤瀬氏)。






けが人や死者が出る危険性を顧みず、シー・シェパードがこうした派手な行為を行う目的は、捕鯨活動を妨害することに加えてその様 子を映像に収めるためだ。彼らの船にはカメラマンが乗り込み、迫力あるシーンを撮影している。2008年からその映像をアニマルプラネットの「クジラ戦 争」という番組で放映しているが、またたく間に視聴者が増えて、歴代第2位の高視聴率を記録した。それに乗じてシー・シェパードが莫大な寄付を集めている と、調査捕鯨を行う共同船舶の伊藤誠社長は次のように語る。

「米国ワシントン州にあるシー・シェパード・コンサベーション・ソサイエティが受けた寄付金の額は、2008年には398万 4179ドル、2009年には458万1880ドルだったのが、2010年には739万4230ドルと急増し、2011年には1004万8802ドル、 2012年には1267万7344ドルまで増加している。過激な反捕鯨行為を行えば行うほど、シー・シェパードへの寄付金が増えていくという構造になって いる」

潤沢な資金をもとに武装を強化潤沢な資金を持つシー・シェパードは、ますます攻撃性を強めていった。2009年にはアメリカの有名司会者ボブ・バーカーからの500万ドルの寄付で「ボブ・バーカー号」を購入。同号は日本の捕鯨船に体当たりし、船体に穴をあけた。

最近では捕鯨船に給油するタンカーに対しても、シー・シェパードは攻撃するようになった。給油しているところに割り込み、発煙筒を投げ込むなど妨害活動を行うのだ。「これは極めて危険な行為だ。タンカーには大量の油が積載されている。引火すれば大惨事になりかねない」

このようなシー・シェパードの行為が「海賊」であることは国際的に明らかだ。米国の第9巡回控訴裁判所は2013年2月25日、 「船舶を衝突させ、酸入りのガラス瓶を投げつけ、プロペラや舵にダメージを与えるために金属で補強したロープを水中で曳航し、フック付きの発煙筒などを発 射し、ハイパワーのレーザーを照射する行為は、たとえ自分の目的がいかに高尚なものであると信じていても、疑いなく海賊である」と断定し、日本の調査捕鯨 船から500ヤード以内への接近禁止を命令。それでも妨害行為をしたシー・シェパードに対して損害賠償を命じ、今年6月に255万ドルを支払う合意が成立 している。

そもそも国連海洋法条約は第101条で、「海賊」を「私有の船舶又は航空機の乗組員又は旅客が私的目的のために行うすべての不法な暴力行為、拘留又は奪略行為」と定義付けている。国際的にはシー・シェパードは、まぎれもない「海賊」といえるのだ。

なぜ日本政府は海賊と認定しないのかだが冒頭で述べたように、日本政府はシー・シェパードの行為は同条の「私的目的」に当たらないと判断し、「海賊」と認定していな い。たとえば2011年8月10日の衆議院海賊行為への処罰並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会で、外務省の長嶺安 政国際法局長(当時)は国連海洋法条約第101条の「私的目的」に該当するかどうかについて「個々の事例の状況に照らして判断される必要がある」と述べた 上で、シー・シェパードの行為が海賊行為かどうかについては「一概に申し上げることはできない」と答弁した。

しかしその解釈は妥当なものか。日本捕鯨協会顧問を務める和田一郎元衆議院農林水産調査室長も、「確かにシー・シェパードは私利私欲で捕鯨船を略奪 しているわけではないので、直接的に『私的目的』に該当しないともいえる。しかし寄付金を集める目的で暴力行為を行って莫大な金銭を得るということは、結 果的に『私的目的』にならないのか」と疑問視する。

日本は昨年3月、国際司法裁判所の調査捕鯨訴訟で敗訴した。「科学的調査に当たらない」と判断されたその原因のひとつが、シー・シェパードの妨害行為によって十分なデータが集められなかったことだ。

そして今年、日本は新たな計画書を策定し、12月に南極海で調査捕鯨を再開する予定だが、シー・シェパードなど反捕鯨団体の反対活動は、ますます激化することが予想される。

過激化するシー・シェパードを封じ込めるためには、まずはシー・シェパードを「海賊」認定すべきだろう。そうやって封じ込めなければ、安全な調査捕鯨は進まず、結果として、商業捕鯨復活への道は開けない。



◆ ◆ ◆

何の目的があって他国の食文化にこれだけの妨害工作をするのか?
何故、鯨を食してきた日本人をここまで攻撃するのかが疑問である。それで日本人の船舶に体当たりなどして乗組員の命まで危険に晒して、これは立派な「海賊行為」ではないのでしょうか?
ここまで日本固有の食文化に抗議をして、その人たちは牛や豚、鳥や魚は口にしないのでしょうか? いや、そもそも野菜や卵や果物も生きています。その者たちはそれらを口にしないというのでしょうか?

何を持って他国の食文化を抗議するのでしょうか?

裁判をしてこの「海賊行為」を繰り返すテロ集団を捕まえるべきではないでしょうか?

このような内容に少しでも詳しい内容を載せたいと思い幾つか調べましたが、見つかった中ではこの本が良さそうだと思いました。



白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由 (講談社+α新書)


商品の説明(Amazonより)
内容紹介

覚醒せよ日本人!
英国のすぐ北で大量の鯨を捕る正義とは!? シー・シェパードは何をしたか?
英国からわずか300キロ北、フェロー諸島の鯨イルカ漁を現地取材、太地町と徹底比較!!

日本は、世界に冠たる捕鯨文化を持っているのに、もっとプライドを持っていいのではないだろうか。白人たちの食文化は、陸上だけでほぼ完結している。多くの白人たちは、海洋の財産の貴重さに気づいていない。それは、日本が知らせていないからだ。今回の騒動にしても、ある面、太地町の人たちが主張しないから大きくなったともいえる。堂々としているほうが伝わる。それは、フェロー諸島の例を見てもわかる。彼らだって、反捕鯨団体から抗議を受けている。イルカ食が正当とされているわけではないが、主張することで攻撃から守っているのだ。世界のほとんどの国は自己主張の文化のなかにある。日本のような謙譲が美徳の国は少ない。

●白人のイルカ漁に反捕鯨団体は?
●「日本のテレビ局でこのDVDを」
●イルカは自殺するのか?
●「フリッパー」調教師の自作自演
●ヒトラーと同じ考えを持つ人たち
●シー・シェパードVS.太地町長
●イルカ漁と尖閣問題の共通点
●映画『ザ・コーヴ』の大虚構
●カナダは絶滅危惧種のイッカクを
●ベトナム戦争の枯れ葉剤隠蔽で
内容(「BOOK」データベースより)

本の内容では的確なものがあったので抜粋ですが載せたいと思います。
この本かなり良い内容です。
(以下抜粋)

>>

この本は太地町、シーシェパード、映画『the Cove』、水産庁、財団法人日本鯨類研究所、フェロー諸島(イルカ漁を行っているデンマーク自治領)など、現地まで行き関わる人の声を聞いてまとめられた本で、大変読みやすく分かりやすくありのままを記そうとしているところに好感を持った。

特にインタビュー部分は貴重な証言なので(反捕鯨の人とのどこまでもかみ合わない会話など)、全部書き起こししたい気持ちに駆られるがまあそれは本を読んで頂くとして、特に重要だと思った財団法人日本鯨類研究所・大隅清治農学博士のインタビュー部分を紹介したい。
(p164~182を筆者がまとめています)

大隈清治博士のお言葉
「ああいう反捕鯨団体とはつきあうことはないし、つきあう気もないんです」
「彼らのビヘイビアを見ていると、科学的な話が通じていない。感情で主張している。要するに、言葉が通じない。会話が成立しないんですね。」

Q.なぜあんなにイルカを崇拝するのか
「イルカが絶滅しかかっているのなら考えようがありますが、そんなことは絶対ないですからね」
「本当に絶滅しかかっているイルカに対してはまったく行動を起こしてない。たとえば、中国の揚子江カワイルカ。流域の社会開発による環境汚染などで実質的には絶滅しているようですけど、それに対してはこれまで保護運動をやっていない。もう一つ。メキシコにパキータという小さなイルカがいるんですが、これに対しても保護活動はやっていません。日本たたきが目的なんじゃないですか。」
(やっぱりねえ...→シーシェパード中国黒幕説2 媚中ルパート・マードック)

Q.クジラ・イルカは本当に知能が高いのか
「クジラは利口だから殺してはいけない、ならば利口でなければ殺してもいいのかという倫理的な問題もあります。クジラは、海の環境に適応するように進化しているわけで、脳の大きさは必ずしも頭の良さを意味しない。脳の構造を見ても、人間の脳は前頭葉が発達しているが、クジラの脳は聴覚の部分が発達している。」
「彼らがもし頭がいいのであれば、毎年同じところで行っている捕鯨場所になんか来ないはずです。それが毎年来るわけです。学んでいないのです。」

「反捕鯨の主張は最初、『クジラは絶滅に瀕している』という主張だった。それが、われわれの調査によって、そうでもないとわかると、その次に『クジラは頭がいい』といいだした。それもわれわれが調査して、必ずしもそうでもないとわかると、その次は『クジラを殺すのが残酷である』という主張になった。それで、われわれは、瞬時に殺すという人道的捕殺法も開発したわけです。そしたら、その主張も使えなくなった。で、今は『何が何でも殺してはならん』といっている。それしかいえなくなったんです」
(従軍慰安婦問題みたいな:筆者)

Q.クジラを捕らないと生態系が崩れるとはどういうことか?捕らなかった以前に戻せば良いだけでは?
「人間が漁業をやめ、海を野放しにすればそうかもしれないけど、魚を食べる以上、クジラだけ別であるということは科学的にはありえない。クジラを適当に間引くことで、クジラが食べているサンマを人間が利用できるわけです。」

Q.捕鯨をやめたら魚が減るのか?
「魚が減るのではなくて、われわれの取り分が減るのです。クジラも含めた全体のなかで、海洋をどのように合理的に管理して利用するかということを考えなくてはならない」
「捕鯨をやったから、魚に余裕ができて、日本の漁業が盛んになったんですよ」

「僕は、世界が理解をする共通言語は科学であって、そういう科学的な理解を共有しない限り、共通の話し合いはできないと思う」
(本文中抜粋)

あとレビューです。

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私もニュースを見て、映画「コーヴ」などの内容を見て、何故、こんな一方的な主張をするのかと考えていましたが、まさかタダの感情論で「鯨やイルカは知能がかわいそう」という理由だけとは、悲しい限りです。
これを読むともっと日本人は己の文化に誇りを持って、彼らの感情論だけの抗議に胸を張って跳ね除ければ良いだけだと思いました。

全く未だ成熟してない団体には閉口させられます。感情論で日本国の食文化を批判するなと言いたい。





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出典:http://www.sankei.com/









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