SSブログ

中国さらに逆風 仲裁裁判所、中国の主張退ける フィリピンの要求 本格審理入り-海外旅行自力旅 [中国南シナ海南沙諸島・尖閣諸島・沖縄基地移設関連]

Image.png
出典:http://www.sankei.com/



中国による南シナ海での領有権主張は国際法に違反しているとして、フィリピンが求めた仲裁手続きについて、常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)は29日、フィリピン側の一部の訴えに関して裁判所に管轄権があると判断し、審理を続行すると発表した。






1.png
出典:http://news.yahoo.co.jp/


 仲裁手続きへの参加自体を拒否する中国の主張を事実上退け、国際司法機関が本格審理入りの判断を下した形だ。中国にとっては造成中の人工島周辺への米国艦艇派遣に続き、大きな“逆風”となる。

 同裁判所が管轄権を認めたのは、フィリピンが訴えた15項目中、中国が埋め立てた岩礁を「領海」の起点とすることの合法性や、フィリピン漁民への妨害行為など7項目。一方、中国が南シナ海のほとんどで主張する「歴史的な主権」を審理するか否かについては、決定を留保した。

 今後は再びフィリピン側の訴えを聴き、来年にも結論を出す。審理は非公開だが、傍聴を希望するマレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ、日本についてはこれまで通り認める。



 中国外務省の陸慷報道官は30日の定例記者会見で、「フィリピン側が提出した南シナ海の仲裁案を受け入れないし、参与しない」と強く反発。「決定は無効で中国に対して何の拘束力も持たない」と強調した。


Image.png
中国軍制服組トップ 人工島造成を正当化
出典:http://www.sankei.com/

 一方、フィリピンの担当官は「平和で公正な紛争解決の実現へ意義ある前進」と評価した。米国の高官は「南シナ海の領有権紛争において国際法が妥当であることを示した」と歓迎している。

 フィリピンは2013年1月、仲裁手続きを申請し、14年3月に陳述書を提出。裁判所は中国にも陳述書の提出を求めたが拒否され、今年7月に中国抜きで口頭弁論を行った。
    

 ■常設仲裁裁判所 紛争の調停や審査を行う国際機関の一つ。1899年の国際紛争平和的処理条約に基づいて設立された。国連海洋法条約で定めた領海や海洋資源をめぐる争いの解決も行う。一方の当事国の参加だけで審理を進めることができる。


■ ■ ■

以前掲載した『正義の裁定を期待! 常設仲裁裁判所、南シナ海問題の「管轄権ある」 中国の反論退ける』で詳しく書きましたが、フィリピンの提訴により審理が始まったようです。本当に有難い事です。

中国の狙いは南シナ海・東シナ海の軍事基地化にあります(記事『虚構の独裁者の狙いは軍事基地?! 南シナ海を中国・核ミサイル原潜の「聖域」にするな 米駆逐艦が人工島12カイリ内に』参照)。

日本もこの危機に早期に常設仲裁裁判所の訴訟の審理に進める様に動けるよう広く国際社会に訴えて行くべきです。

中国の強大な軍事力はいつ戦争が起こるかも知れないレベルです。

出来るだけ早く日本も中国を牽制出来るだけの軍備は整えるべきです。
国を守れないと分かれば、中国は元より韓国もすぐさま日本を占領するでしょう。そうゆう国です。中韓は。



HAGUENIGHT.jpg
オランダはハーグにある常設仲裁裁判所
出典:http://www.haguejusticeportal.net/




Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。