海外旅行自力旅情報。トルコ沖では再び子供含む難民13人死亡! オーストリアに移民続々流入。 [海外情報・ニュース・世界情勢など]
出典:http://www.afpbb.com
中東やアフリカから欧州に移民や難民が殺到している問題で、オーストリアでは20日新たに数千人の移民がバスや列車で到着している。
一方トルコ沖では難民を載せた密航船とは名ばかりのゴムボートがフェリーと衝突・転覆して子供を含む少なくとも13人が死亡した。
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トルコから報道によると転覆したゴムボートにはギリシャを目指す難民が少なくとも46人が乗っていたという。
ギリシャメディアは子供2人が行方不明となっている可能性を伝えた。
ハンガリーと国境を接するオーストリアのニッケルスドルフには20日だけで約7000人の難民や移民が流入した。
オーストリアに到着した移民らはハンガリーが15日にセルビアとの国境を封鎖した為クロアチアを経由して流入した人々。クロアチアによるとこの国境封鎖を受けて16日以降に同国に流入した移民は2万5000人を超えたといいます。
だが、ハンガリーは20日になって突然セルビアとの国境再開決めた。
ハンガリークロアチア両政府は今週、自国領内から出来るだけ速やかに移民たちを移送する方針を加速させており、国境には1時間で1200人を移送するという記録的な行動をした。
こうした中、オランド仏大統領は同日、欧州連合(EU)の全加盟国に保護を求める人たちを受け入れる義務があると言明し「でなければ我々は価値観と原則の上に築かれたEUに属するとはいえない」と訴えた。
また米国は、受け入れる難民数を2015年度の7万人から増やすと発表。2016会計年度にはシリア人1万人を含む難民8万5000人を、2018会計年度には10万人を受け入れる方針を米国務長官が表明したと言います。
欧州が難民の受入数の分担を合意できない状況でアメリカが長期で受け入れを表明していますが、どこまでその数字に意味があるのか考え物だと思いました。
シリアの移民の人々が本気でアメリカを目指すのか疑問なのと、欧州に残りたい移民の数が圧倒的だと思う理由からですが、現在の移民の人々の流入が止まる気配がありません。
それほどこの問題が深刻だと言えるのだと思います。
もっと根本の解決に向けた動きを国連が行うなど、どうかシリアに平穏な日々が起こる事を祈ります。
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