＜南シナ海＞米中の偶発的軍事衝突が現実味 米Ｂ５２戦略爆撃機、人工島に接近 中国が猛抗議。日本空自Ｆ３５の国内生産開始－海外旅行自力旅

B52戦略爆撃機（ロイター）


米中の偶発的軍事衝突が現実味　米Ｂ５２戦略爆撃機、人工島に接近　中国が猛抗議

　米国防総省当局者は１８日、米軍のＢ５２戦略爆撃機が先週、南シナ海のスプラトリー（中国名・南沙）諸島で、中国が「領海」と主張する人工島周辺１２カイリ（約２２キロ）内上空を誤って飛行したことを明らかにした。中国側から「２カイリ内」だったと抗議を受けたとしている。







　中国側が何らかの軍事的対応を取ったかどうかは不明だが、米中両国が偶発的に衝突する懸念に現実味を持たせる出来事といえそうだ。米国防総省の広報担当者は「人工島周辺１２カイリ内を飛行する意図はなかった」と説明した。

　米国は１０月下旬、中国が人工島を造成した諸島・スービ礁の１２カイリ内にイージス駆逐艦を派遣し、人工島を中国領だとは認めない姿勢を行動で示した。艦船や航空機の派遣を続ける方針を強調していたが、国防総省は今回の爆撃機接近については、飛行の自由を確保する作戦とは位置付けていない。（共同）








空自Ｆ３５の国内生産開始　三菱重工の小牧南工場　１７年に初公開へ


ステルス戦闘機Ｆ３５（米ロッキード・マーチン社提供、共同）

　米ロッキード・マーチン社は１７日までに、航空自衛隊の次期主力戦闘機Ｆ３５の組み立てが三菱重工業の小牧南工場（愛知県）で始まったと発表した。２０１７年に完成機が初公開される予定で、その後、空自三沢基地（青森県）に配備される。

　Ｆ３５は老朽化が進むＦ４戦闘機の後継で、防衛省は４２機導入する。うち４機は米国で組み立てられるが、残り３８機は小牧南工場で組み立てられる。（共同）


◆　◆　◆


先の記事『中国、台湾への米軍艦売却に「断固反対」。　豪は「航行の自由作戦」か　哨戒機を派遣』でも触れた豪の「自由の航行作戦」での報道が記憶に新しいですが、新たに米爆撃機での南シナ海で不当に中国が行っている人工島領海内への「自由の航行作戦」が実施された模様です。

しかし、現在中国元のSDR入りやIMFでの資金での重要な財源になるなど米国の本気度が疑われます。本当に軍事衝突などお互いにする筈が無いと踏んでいる為、パフォーマンスだけに終わるような気がします。つまり、「アメリカの主張もされるが中国も軍事拠点化を止めない」――――と言う事です。実際、中国は行動をさらに強化したした感が否めないですし、米軍も実際は何も行動を起こしていません。どちらもこのまま時間の過ぎるのを待ってるかのようです。実際に人工島に設置した施設など攻撃して消滅したのなら評価出来ますが、現実は中国はその施設建設を増やしてると言うのが結果です。これでは意味がありません。

アメリカのパフォーマンスの意味は結果的には何も生み出さず、中国が既成事実を増やしていく一方と言う事です。住み着いた住人だといいはる中国人が出てきて、結果的に主権を主張する事になります。少なくとも建設を見逃してる時点でもう爆撃が出来なくなって居るのが明らかだからです。

もっと早くに中国の行動を戦艦で制止するなどの行動がアメリカに求められていたのですが、弱腰政策の所為でなにもかも中国の思惑通りになってるような気がします。



読まれてる関連詳細記事

●『虚構の独裁者の狙いは軍事基地？！ 南シナ海を中国・核ミサイル原潜の「聖域」にするな 米駆逐艦が人工島12カイリ内に』
●『ついに米海軍が捏造国家・中国の南シナ海改善行動を開始！ 米駆逐艦、南シナ海の中国人工島12カイリ内へ』
●『ついに南シナ海に正義の司法の裁定を開始！ 【南シナ海問題】仲裁裁判所、管轄権認める フィリピンの訴え 中国は反発か』
●『虚構の既成事実建設を宣言！ 隠れ蓑の南シナ海人工島、病院施設建設を続行 中国「埋め立て完了」』
●『やはり「自由の航行作戦」不発！ 中国が尖閣諸島周辺で「静かにプレゼンス増強」 米議会諮問機関が年次報告書で警告…巡視・偵察活発化』
●『日本よ、南シナ海の対中警備包囲網をリードせよ 山田吉彦（東海大教授）』










楽天で買い物するなら年会費無料の楽天カードを先に入ると ポイントで買えるのでお得だと思うので。詳細はこちらから　↓　↓

タグ：米中の偶発的軍事衝突が現実味 米Ｂ５２戦略爆撃機、人工島に接近 人工島周辺１２カイリ内を飛行する意図 中国が人工島を造成した諸島・スービ礁 空自Ｆ３５の国内生産開始 三菱重工の小牧南工場 米ロッキード・マーチン社 Ｆ４戦闘機の後継 Ｆ３５ 防衛省は４２機導入 空自三沢基地（青森県）に配備