現在の世界危機に提言! 櫻井よしこ氏 国際秩序構築の主導権、中国奪取なら「世界にとってマイナス」-海外旅行自力旅 [中国南シナ海南沙諸島・尖閣諸島・沖縄基地移設関連]
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中国の南シナ海をはじめとする領土的野心について考える「東シナ海・南シナ海フォーラム」が11日、東京・池袋の豊島公会堂で開かれた。ジャーナリストの櫻井よしこ氏による基調講演のほか、評論家の宮崎正弘氏、東海大学教授の山田吉彦氏、静岡県立大学特任教授の小川和久氏が加わってのシンポジウムが行われ、会場に集まった約800人が聞き入った。(夕刊フジ)
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櫻井氏は基調講演の冒頭、「いま南シナ海で起きていることは東シナ海でも必ず起きる」と述べ、南シナ海の岩礁を勝手に埋め立てて軍事基地化するなど覇権拡大を狙う中国の動きについて「世界秩序の構築を主導してきた米国に中国が取って代わろうとしている」と警鐘を鳴らした。また、主導権が中国に移った場合は「世界にマイナスの変化をもたらす。日本にとって繁栄にも平和にも結びつかない」と話した。
南シナ海では、中国が人工島建設や油田開発を進める一方で、米国も人工島の12カイリ内にイージス艦を航行させるなど緊張が高まっている。
この米中の関係について櫻井氏は「米国と中国のせめぎ合いは非常に奇妙な光景。お互いに距離を測りながら相手を瀬踏みしており、表向きは対立しているが、協力関係という枠の中にある。この関係を読み解くことが重要だ」と分析した。
そして一連の中国の動きについて、「一番の責任はオバマ米大統領にある」と指摘。2013年9月に「シリア内戦に関するテレビ演説で、オバマ大統領が『米国は世界の警察ではない』と演説したことが、その後の中国の動きを奨励するような結果になってしまった」と批判した。
その上で「世界の国々は中国の蛮行をちゃんと知っている。米国が消極的になっているのなら、日本がリーダーシップを取るべきだと思う」と主張。米国やベト ナムなどのTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加国との連携、安保関連法制、そして憲法改正が重要だとして、「日本はアジアの大国として声を上げて、 全力で働かなければならない。それが南シナ海沿岸国の幸福にもなり、ひいてはわが国のためにもなる」と強く訴えた。
★参加者800人「勉強になった」
中国の国際法を無視した暴挙を分析し、日本の進むべき道を考えるフォーラムには、約800人もの参加者が集まり、パネリストらの話にうなずき、拍手を送った。
東京都板橋区の自営業、仲川吉久さん(66)は「ベトナムや南シナ海の問題を知ることで、今後の日本の将来を考えるいいきっかけになった」と語った。
横浜市の無職、甘利真之さん(72)と、妻の明子さん(68)は「軍事や経済、国際、海洋問題など幅広いテーマが取り上げられ、大変勉強になった。若い世代にも知ってほしい話が多かった」と話していた。
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南シナ海問題についての櫻井よしこさんの講演ですが、正に今ある危機についてあまりにも日本人は無関心すぎると思われます。
政府はこの問題の危険性を十分に国民に知らしめて断固たる対策を採る必要性を説明出来ていると言えません。出来ていれば安保法案反対などされるでしょうか?
中国の虚構の南京事件捏造問題に韓国の主張する慰安婦問題も然りです。
もっと大々的に国民に知らせるべきです。
そしてもっと戦略的に事態に当たらなければいけないと思います。
そうでなければこれ以上の遅れは許されないからです。
南シナ海・東シナ海問題に南京事件・慰安婦問題、全て待ったなしな状態だからです。
政府はこの対策チームを早急に発足し、国費を投じてこの敵国の戦略を全く受付できないくらいに粉砕しなければなりません。
早急に行動有るのみです。
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「正しい歴史認識を持つことが重要」と指摘する櫻井よしこ氏=仙台市青葉区
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