SSブログ

「この一言で全部チャラになった」 1人だけは嫌だろうと思って…全員サングラス姿で合唱 苦しんでいる彼女と一緒に舞台へ 宮古高校-海外旅行自力旅 [海外情報・ニュース・世界情勢など]

bbc15dc6-p.jpg
出典:http://withnews.jp 

沖縄県宮古島市にある県立宮古高校。先月行われた合唱祭で、3年生のあるクラスが「全員サングラス姿」で歌いました。格好つけたかったわけではありません。
クラスには子宮頸(けい)がんワクチンの副反応とみられる症状で光に敏感になり、サングラスが手放せない仲間がいます。「1人だけサングラスは嫌だろうと思って」。一緒に舞台に立つために、クラスメートが提案して実現しました。








Image.png
尾崎豊さんのセリフをまねて笑いを誘った指揮の男子生徒
出典: 宮古高校提供
出典:http://withnews.jp 


「15の夜」を熱唱


9月25日、宮古島市のマティダ市民劇場で行われた宮古高校の合唱祭。あるクラスの35人がサングラス姿で登壇し、尾崎豊さんの「15の夜」を熱唱しました。
見た目だけでなく、尾崎さんをまねてセリフを語る指揮の男子生徒のパフォーマンスもあって、会場は盛り上がりました。 子宮頸がんワクチン接種後に苦しんでいる女子生徒は「みんなと歌って超楽しかった。楽しい思い出がつくれて良かった」と振り返ります。



子宮頸がんワクチン接種後に

 女子生徒は中学2年生だった2011年に子宮頸がんワクチンを接種。次第に頭痛や虚脱感といった異変があらわれ始め、高校に入ってからは手足のしびれなどで倒れ、保健室に運ばれることが増えました。 

プールの授業中に過呼吸を起こして溺れ、呼吸が止まったり、ロードレースの練習後、けいれんが続いて意識を失ったり。体調不良や入院もあって、なかなか学校へ通えなくなり、登校できても保健室で過ごすことが多くなりました。

光に対しても敏感になり、学校でもサングラスが手放せません。 しかも、気づいたのは接種から3年以上がたった今年1月。ワクチンの副反応を紹介するテレビのニュース番組を見たことがきっかけでした。放課後、生徒から提案が


 宮古高校では毎年、体育祭、文化祭、合唱祭のどれかひとつを順番で開催しています。今年は合唱祭の年。当初、女子生徒は欠席するつもりでしたが、クラスメートに誘われて練習から参加しました。 

放課後の練習を終えた後、「サングラスで本番出るのは嫌だな」とこぼすと、隣にいた別の生徒が「じゃあ、みんながサングラスで出たらいいんじゃない」と声をかけました。

すると周りの生徒たちも「いいね、曲の雰囲気に合ってるし」と応じました。 

でも、女子生徒はためらいました。「きっとサングラスつけたくない人もいるはず。それに、持ってない人は買わなきゃいけない。私のために無理しないで」。そう話すと、仲間たちはこう返してくれました。

「大丈夫だよ。合唱祭終わったら絶対に『やってよかった』ってなるから」 

これを受け、担任の女性教諭は学内で事情説明に回りました。

「私がしたことはこれだけ。女子生徒を練習に誘ったのも、サングラスをつけようと動いたのも、ぜんぶ生徒たち。リーダーがいるわけでもなく、おとなしいと思っていた生徒たちですが、しっかり成長していました」



「この一言で全部チャラになった」


両親や祖父母から借りるなどして、当日は全員がサングラスを持参。登壇すると一瞬どよめいたものの、曲が終わると会場は大きな拍手に包まれました。 

本来、保護者は観覧できませんが、女子生徒の母親は特別に許可をもらって様子を見ていました。体はつらそうでしたが、笑顔を絶やさない我が子。終わった後、クラスメートと握手しながら、こう声をかけられていました。

「ありがとう、おかげで一つになれた。最高のクラスになったね」 

その言葉を聞いた女子生徒は「この一言で、大変だったことが全部チャラになった」と思ったそうです。 


これから女子生徒は学校を休んで治療に専念します。「ワガママを言うと『接種前に戻りたい』『高校生活をやり直したい』と思います。でも、その思いはかなわないので、早く治療法が確立され、元気な身体に戻りたいです」 合唱祭をやり遂げたクラスには次の目標があります。「みんなで一緒に卒業する」。女子生徒は今日も闘っています。


 ◇ ◇ ◇ <母親のコメント> 日々いろんな症状があり、つらい思いしている中でも「私のためにゴメンね」と経済的な心配をしたり、島外での治療のために「きょうだいに寂しい思いをさせている」と家族の心配をしたり、そんな娘です。今は高校の先生方や友達の理解・支えがあり、休みがちではありますが、何とか頑張って登校しています。体力的には辛いと思います。娘以上に副反応に苦しんでいる子は、たくさんいます。早急に治療法が確立されることと、国からの救済を願っています。そして、この記事を読んで、原因が分からずに苦しんでいる子が副反応のことに気づき、前に進むことが出来るならうれしいです。



 ◇ ◇ ◇ <子宮頸がんワクチン> 子宮頸がんは、性行為によるヒトパピローマウイルス(HPV)感染が主な原因とされる。2010年11月にワクチンに対する公費助成が始まり、13年4月、小6~高1の女子を対象に予防接種法に基づく定期接種となったが、接種後にけいれんや痛みなどを訴える人が相次いだ。





昨年でしたか政府が推奨した子宮頸がんワクチン接種によるけいれんや痛み、歩行困難などの問題がクローズアップされ新聞各紙やテレビなどでもしきりに予防接種による因果関係の疑念がニュースでも大きく取り上げられ始めたのは知っています。

ウチにも娘が2人居て、そして2人とも受けています。幸い問題は無いみたいですが、ニュースを見てはその重い症状に苦しむ方の事を本当に複雑な思いでみていました。

しかし、この記事の高校生の女の子には本当に不憫でならない気持ちですが、それでもクラスメイトの子達のおかげで1つの光は指すことが出来たのでは無いでしょうか。

彼女がクラスの子達に思った言葉に胸が熱くなりました。

実際、日本の子供達もまだまだ捨てた物じゃないです。
酷い事をする一部の生徒がニュースなどで取り上げられる毎日ですが、うちの娘達の話などを聞いてると、今の子供達もクラスの友達の為に分け隔てない行動を取って親も嬉しく思う事が度々有りました。

一日でも早く、彼女たちワクチンの後遺症に改善する治療法が見つかる事を祈ります。



1.png
合唱祭の様子
出典: 宮古高校提供
出典:http://withnews.jp 









Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。