海外旅行自力旅情報。EU首脳の緊急会議。難民支援に1300億円拠出で合意。 [海外情報・ニュース・世界情勢など]
出典:http://www.afpbb.com
欧州連合(EU)諸国の首脳は24日、ベルギーの首都ブリュッセルで難民問題に関する緊急会議を開き、国連(UN)の難民支援機関や世界食糧計画(World Food Programme,WFP)への10億ユーロ(約1300億円)の拠出などを通じたシリア周辺諸国への追加支援を実施する方針で合意したという。
欧州理事会(European Council)のドナルド・トゥスク(Donald Tusk)常任議長(EU大統領)によると、EUは欧州へ向かう移民らの主要な経路となっているバルカン諸国や、トルコ、レバノン、ヨルダンへの支援を強化する他、移民らの波に対処する為に国境警備も強化するという。
フランスのフランソワ・オランド(Feancois Hollande)大統領は、今後2年間で1億ユーロ(約130億円)を拠出すると発表。英国のデービット・キャメロン(David Cameron)首相も、1億ポンド(約180億円)の支援を約束してという。
トゥスク大統領によるとEU諸国はまた、紛争などから逃れた難民と経済的な理由で移住を希望する人々とを迅速に区別できるよう、移民らが最初に到着する前線となっている国々に受入れ施設を設置する事にも合意したという。こうした国には、イタリアやギリシャが含まれると言われています。
難民受入れでは拒否を表明する東欧諸国とでもなんとか支援金の面では1300億円を拠出する事で合意できたようです。
ただ拠出金の面では良くても、その根本の解決に向けての話し合いは未だかつて行われてないのが現状です。
この先に、まだ押し寄せる難民の対策に追われている現状では、解決はなく今後どのような方向へ進むのか未だ不安の残る状況と言えそうです。
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