海外旅行、自力旅情報。ついに難民受入れに赤信号か?! ドイツが13日、国境検問を再開。膨大な難民流入を抑制か。 [海外情報・ニュース・世界情勢など]
出典:http://www.afpbb.com
ドイツ当局は13日、記録的な規模に膨らんだ移民や難民の国内流入に対処する事が不可能になったとして、国境での検問の再導入に踏み切ったと報道が有りました。
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独南部バイエルンのフライラッシングのオーストリアとの国境付近で移民らを検問する警官。
現地によると、対オーストリア国境近くでは国境検問軽視の発表から数時間以内に旅券(パシポート)検査を始め、夜間、バイエルン州フライラッシングの検問所では蛍光色のベストを着用した警官がすべての車両と通行人を停止させ、徒歩で国境を越えようとしたシリア人移民3人を道路脇に停止するよう命じた。
ベルギーのブリュッセルでは14日、欧州連合(EU)全体で移民の受け入れを分担する欧州委員会(European Commission)の計画に関する内相会議を行う予定である。シリアなどを逃れた難民たちの苦境に対しては同情的な世論が高まっているが東欧の数カ国は受け入れ人数の義務化に反対する姿勢を示している。
どいて宇野国境検問の再導入は、アンゲラ・メルケル首相が先に示していたシリア難民歓迎の姿勢を180度転換して事を示唆している。
これによりドイツは加盟国圏内の査証(ビザ)なしの渡航を認める「シェンゲン(Schengen)協定」への参加を事実上一時停止する事になる。
同国デメジエール内相は「この措置の目的は当面のドイツへの(移民・難民)流入を止め、秩序あるプロセスへと戻る事だ」と述べた。
ミュンヘン市ではこの2週間で6万3000人の難民申請者がなだれ込んでいる。
移民の流入を防ぐ為にはセルビアとの国境にフェンスを設置しているハンガリーのビクトル首相もこのドイツの措置を歓迎。
チェコもオーストリアとの国境の警備を強化すると発表したとの事。
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この事実を考えると、現在のドイツの状況からして仕方ないとは思います。
現在でもここ一週間で6万もの流入した難民の人々で、施設もパンク状態、人手も物資も足りているわけが無いでしょう。
ドイツだけを目指す事になったSNSの言葉を信じ動き出したシリアの人々の参上は本当に添える言葉もありませんが、ドイツ一国に押し寄せている現状では、この状況に陥るのも無理は有りません。
他、テロ組織の侵入を防ぐ意味でも今日までの状況は良くなかったと思います。
むしろ、ここまで本当にドイツ国民の皆様はよくやられていると思います。
どうぞ、他の国への移民の動きもするようお願いしたいと思います。
それこそドイツがパンクしてしまったら、もう誰が今の難民の受け入れを一時的にも出来ましょうか?
EUの受け入れ分担問題はすぐに解決するとは思えませんので、今の検問強化も賛成です。
むしろ今まで頑張って凄い事だと思います、ドイツ国民は。
難民の方たちの行動も考えるべき時に来ているのだと思います。
この難民発生の問題については米有力紙が早くから予期してきたものだと指摘するように、各国とも予測してきた事態だったはずだ。
にもかかわらず欧米諸国は、最大の難民発生源であるシリア内戦の政治解決を全力で取り組んで来なかった。ジュネーブの和平交渉を早々に断念し、結果k的に過激派組織「イスラム国」(IS)の対等を許す羽目に陥った。シリアでは米主導の有志連合がISの拠点の空爆をしているが紛争解決の見通しは以前見得て来ない。
内戦5年も行われてるシリアでは26万人が死亡、1100万人が家を失い、約500万人がレバノン、ヨルダン、トルコなど近隣諸国に流出した。
近隣諸国はこれらの大量難民の負担に苦しみ、難民らもキャンプ生活の悲惨な境遇から抜け出そうと地中海を渡り欧州を目指した状況なのである。
『アラブの春』の民主革命時に当時の独裁者カダフィ政権を将来展望もないまま空爆でつぶし、混乱を放置してきた事が現在の問題の大きな原因と言えると思います。
しかし、今回の事がきっかけで若しかしたら、EU諸国の行動を起こす発端になるかも知れないので、少しでも良い展開を願うばかりです。
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