今年は何メートル飛べたのかっ?! 鳥人間コンテストに今年も頼まれて出場した『鈴木 拓』さんの姿に……。 [日々の色々(ニュースなど)]
昨日ですね、金曜日放送の『笑神様スペシャル』に昨年も鳥人間コンテストに出場した『鈴木 拓』さんの全VTRが放送されましたね。
CMで知っていた方も居るかも知れません。
実は、結果としてはその前日か前々日に放送された鳥人間コンテストでも結果を知っていた方もいたかも知れませんが、私は昨年の彼の出場の回を偶然見ていたので、今年も『笑神様……』の方で知りたかったのであえて知ろうとはしませんでした。
その為、昨日の放送を見たときはある意味、再びぐっと来るものがありました。
そんな話しを少ししてしまおうと思います。
彼が鳥人間コンテストに出場したのが昨年2014年の夏でした。
彼に依頼したのが東芝の会社で『チームてぷと』と言うチーム代表・根岸さんでした。
理由は彼(ドランクドラゴンの鈴木拓)がやっている『笑神様』の番組内でのキャラクター『スーパーサラリーマン』(サラリーマンの格好をして水上スキーなどのアクロバットをやるという無茶な企画)を見て、「毎年鳥人間コンテストに出場するけど、記録が出ないので是非彼にパイロットになってくれないか」という半分お笑いのような企画だったのだ。
だが、『チームてぷと』さんの目標は『サラリーマンに夢と希望を与える』ことで、真剣な彼らのその気持ちに答える為に彼は昨年も頑張ったのですね。そして、記録も大幅に更新:191.85kmの記録を見事に出したのです。
その時、図らずも偶然見ていた私は涙を流して感動してしまいました。いつも「塚地さんのおかげで食べれるいられる」とか「クズのような発言ですぐ炎上する」とか言われていた人だけに……。(ごめんなさい)
その時の彼が言っていた言葉が今も思い出されて泣けてきてしまいます。
「真面目に頑張るって事初めてやったような気がします」
「頑張った人はみんなが認めてくれるんだなって分かったような気がします」
そう発言して、私を感動させた彼。
そしてその同じ企画のリベンジが今年同じチームからオファーが来たのです。
私はそれを見ないでは居られなかったのです^^;(笑)。
番組が始まりました。これが『笑神様』の彼の姿でした。
そして昨年はこの記録を出し、皆を感動させたのです。
しかし以来を受けて体重を計ると体重は元の体重へ戻っていた(笑)
そこで体重を落とすことも大切だが、飛行テクニックで大会の指導者でもある代表の人に指摘を受ける事になる。大事なのは突っ込んでいくような滑空テクニックが必要と優秀者のVTRを見せられる。
その中でも常勝しているチャンピオン大木さんの滑空動画も見本として見せられていた。
そのテクニックを身に着けるためハングライダーのトレーナーの下で指導を受ける事に……。
そこで練習を始めあと、減量のトレーニングも開始する彼。
チームてぷとに顔を出すと機体の製作(特に今回追加したキャノピー操縦席)のが間に合わないかもと聞いて仕事を終了してから製作している人の姿を見てるものだから、自らも手伝う事を志願する彼。
ハンググライダーの練習が上手く行ってない所へひょっこりあのVTRにいたチャンピオン「大木」さんが顔を出す。思わず練習に手こずる彼に見本を見せてくれた。
その後何度も練習してようやくコツをつかみ出す鈴木拓。チャンピオン大木さんからもお墨付きを貰うまでに^^。
減量の練習の映像が流れる中、彼のこの鳥人間コンテストに出てから起こった変化「みんなの期待に応えたい」という思いが語られる。
「率直にありがたい」彼は純粋にみんなの期待に応える為に頑張っていた……。したたる汗がその減量の凄さを物語っていた。
すると出場の機体にのる目標体重の60kgを切る59.8kgに!!
これで条件が揃いいざ会場となる琵琶湖に再び戻って来た彼……。
前述の決起集会ではチームてぷとのみんなと食事をしながら自分の身の回りの変化を語っていた彼。「段々良いほうの仕事が増えてきた」ってw。
しかし、いざ彼の飛ぶ順番が回ってくると飛び立つ10mの壇上では強い風。審判も難色を示していたが……。
それでも他の出場者の順番もあり、悪いコンディションでも離陸しないといけなくなる。
ここは言葉を呑んでいざ出陣をする彼。
しかし飛び立った時にも何か画面を見ていても違和感が感じられました。「練習してきた筈の滑空」が出来ていないように見えた……。
機体はゆっくりと減速しやがて琵琶湖の湖水に着水した。
ダイバーに助けられ記録を読み上げられる事に……
しかし記録は昨年の記録よりも低い189.76mであった。思わず彼は「あ~!」と残念な声を上げる。
自分の記録に対して率直に「悔しいです」と語った鈴木拓。それほど練習と自信を持って望んだ大会だったのだ。
そのVTRを初めて見て機体の中でも向かい風に煽られながら必死に機体を下げようとしてる彼の姿を見たチームてぷとの根岸さんが涙を浮かべて鈴来拓にお礼を言った。
「あの風の中アレだけ飛ばすのは大変だって」聞いたとおぎやはぎの小木も説明をした。
「それと着水した時に自分も溺れてるのに、ダイバーの人に鈴木が『(機体を)壊さないようにお願いします」って言ってたのが感動したと付け足していました。
それでも記録は行かなかったが、2014年の8位から一つしか順位を落としていなかったのは凄いことだと思える結果だったと思う。
私はこれを見て普段クズだと言われるようなコメントをしたりする彼だけど、真面目に努力してる姿が凄く気持よかった。
特に「悔しい」って口にしてる時の彼が凄い胸を打たれたのだ。
「悔しい」って凄い大事だと思うのです。
悔しいって、やっぱり本気で努力した人でないと思わないと思うのです。いい加減な気持でやってたら、あんな言葉自然に出て来ないと思うのだ。
真面目に努力したから悔しいんだって凄く思ったのです。
人として本当にそれが大事なんだと思える瞬間でした。
彼は、お笑い芸人だけど、あの瞬間に出てきた言葉には微塵も嘘が無いんだって分かる瞬間だったのです。
だから自然に涙が出てきてしまったのです。
きっと来年も戻ってきてくれるような気がします。
そんな気持を貰った不思議な彼の夜でした。
最後に追伸として、結果を実はラインニュースで知っていた伴侶は私の横で最後まで黙って一緒に見ていてくれました。
「終わった後から映像は見てないけど……」そう申し訳無さそうに告白してくれた伴侶にも改めて感謝する夜でした。
なんだか気持の良い秋口の夜を迎える事が出来たそんな夜のお話でした。
どうも、長くなってすみませんでした。
最後まで読んで頂いて有難うございます。
では次の話しで……。
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